ボールデフを作る、をおさらいします。

ボールデフユーザー向け?メンテの仕方(とはいっても大した話は無いです)の話です。

 

ZeroRacingのボールデフ用新型グリスが揃ってしばらくたちました。たまに色んな所で出てくるボールデフメンテ話をここでもしたいと思います。

TA07用のデフです。ボールデフの作動はプーリー部分(デフボールが入るところ)と両サイドのハウジングに着目されがちで、故にここのグリスは多種多様にリリースされています。少しおさらいします。

直進時デフボールはプーリーと一緒に回りますが、デフボール自体が回転するわけではありません。両側のハウジングとプーリーの速度に差が無いからです。ですのでここではモーターからの直進させようとする力をロス無くハウジングを回す=デフボールとハウジング(デフプレート)がスリップしない事が重要です。

車が旋回(曲がる)する時は、左右のハウジングが異なる回転数になります。デフボールはその回転差を少ないロスで許容して、さらにプーリーからのトルクをきっちり伝達しなければなりません。

ここではスラストベアリングも同じだけ重要になります。上の写真の場合、左側のハウジングは締め付けるネジとスラストベアリングの右側が共に回転し、スラストベアリング(※修正)ハウジングの右側はスラストベアリングの左側と共に回転します。旋回中の回転差はこのスラストベアリングにも影響しているわけです。スラストベアリングはボールの径も小さいので、余計重要度が高いと考えて良いと思います。

デフボールには白いグリスを。スラストベアリングには緑のグリスを使います。

私のグリスを塗るマイルールなのですが、グリスは対象物全てに塗る事にしています。たとえばプーリーに塗ればデフプレートにもグリスが不着するから塗らなくて良い、というのではなく、プレートにもプーリーにもボールにも全部塗ります。余分なものは後から取り除けば良いよねと思っています。

あとは脱脂とちゃんとする。何か白く残っているとか×です。

スラストベアリングも同様です。きっちり塗ります。

組んだ後はいきなり締めこむのではなく、ちょっと締めてぐりぐり回す、ちょっと締めてぐりぐり回…を繰り返します。

これでスーパースムーズボールデフが完成します。

 

イロイログリスのメーカーや種類があるので、どれが良いかは好みでって事になるのですが、このグリスは私自身好きだし色んな人が驚いたグリスなので良いと思います。

 

余談ですが、タミチャレ車で1500ラップ超の耐久比較テストをした強者テスターのレポートがありました。メンテサイクルも伸ばせるのは良いです。

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