バネの基本的なこと

バネってこういうもん、ていう基礎的な話。

バネはリニアとかプログレッシブとかイロイロありますけど、その前にバネレートとかプリロードってのがあるのよという話です。

KREFT MOTOっていうバイクがらみのサイトにある画像を拝借しました。緑のバネはレートの大きい(硬い)バネ、黄のバネはレートの小さいバネです。横軸は車高の変化量としてみたほうがわかりやすいです(0=リバウンドが最大に伸びている状態)、縦軸が圧縮力(バネを縮めたり伸ばしたりしようとする力)です。

同じ車高にした際、緑のバネはレートが大きいので、あまり車高調整ダイヤルを締めなくても車高がとれます。リバウンドがいっぱいに伸びた時の状態でバネはフリーになります。黄のバネはレートが小さいのでダイヤルをいっぱいまわさないと車高がとれません。リバウンドmaxになってもバネは常にダイヤルとリテーナーに縮められている状態です。この常に縮められている状態がプリロードがかかっている状態です。

 

何が変わるかというと、ロールの初期段階でバネの効き方がかわります。たとえばシケインの進入で1個目を曲がっているとき内側のタイヤが浮いています。ここから切り返す時が違います。※加速しているときにフロントが浮いている状態も同じです。

切り返そうとしたとき、これまで浮いていたタイヤが縮もうとします。緑のバネはタイヤが伸びている状態だとバネのテンションが0なので、少しでも縮もうとする力(0.01kgでも0.001kgでも)がかかるとリニアに縮むことができます。黄のバネはグラフ上0.2kgの以上の力を受けないと縮むことができません。切り返そうとステアリングを操作しているのに一瞬縮むロールができず、その瞬間だけバネが無いノーサス(直結/リジット)の状態になります。タイヤのヨレと車体のヨレで吸収しようとします。

 

このノーサス状態が良いか悪いかはおいといて、バネはレートの大小でプリロードが変わる、プリロードがかかっているとはこういう状態だよということです。またここではダンパーの減衰における抵抗荷重を無視しています。

コメントを残す