4輪それぞれの重量を図るのは必要ですか、って事についてクドい話です

こないだ聞かれた事についてです。

 

結論からすれば、要らない事はないかのかもしれないけど、扱えないなら使う必要はないんじゃないかな、と思っています。パソコンが使える=専門的ソフトウェアが使えるってわけでは無い事と同じで、4輪それぞれの重量を図る上で理解しておかなければならない事があると思うのです。その一部を下記に。

実験です。茶色の箱は質量375.72gです。この秤の精度は無視します、おおよそ375.7gです。これは…

こんなふうに置いてみたり

こんなふうに置いてみたりしても変わりません。当然ですが質量375.7gは変わりません。では…

こんなふうに置いてみました。箱の一部をそこらへんにあったバネに置いてみた結果、秤は204.9gの表示になりました。残り≒170gはバネにかかっていることになります。どうして375.7gの半分=187.85gにならないかというと、バネの高さと秤の高さが違うからです。バネのほうが少し高いのです。

※厳密には残り≒170g…にはなりませんが割愛します。

バネの下にかませものをして、バネの高さをもっと上げてみます。すると204.9g→208.4gになりました。こういう事です。非常に重要です。

同じ事なのですが、箱を水平にして秤とバネの高さを変えた場合も相対的な関係図は同じなので、秤の表示は同じ事になります。箱がナナメになっているのはあくまで見る側の解釈です。

 

さて、たとえば車体重量が1400gの車があり、秤で測ると4輪への重量は均等(=350g/輪)な状況を想定しましょう。秤を使う上でまず重要なのは、その秤が置かれている環境は水平かというところです。上のバネと秤のように、もし前側2輪の高さが高い(後ろ2輪が低い)状態だとしたら、秤の表示350gは嘘という事になります。前輪は350+α[g/輪]で後輪は350-α[g/輪]が本当の重量です。実際には4か所の測定を同時に行うので、4か所全ての位置関係が水平であるかという事です。

 

そして、表示される割合が50:50で本当に良いのですか?それが良いとする定義が重要です。また、各輪の重量配分がそれでいいという定義は何か。実車で聞く50:50の配分なんて、メーカーの思想や車体のジャンルが変われば大きく異なります。こういった定義があってはじめて測定結果に意味がでるでしょう。

 

こんな難しいこと私には無理っす。

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