TRF419用のロッドガイドを使ってみたらどうですか

最新パーツではないですが、カスタマー扱いのパーツである事がもったいないと思うので取り上げたいと思います。

それまでの2ピースから1ピース(ItemNo.19804854 一体型ロッドガイド)になったこのロッドガイドですが、単純に1ピースになっただけではなさそうです。TRF419が出た時に付属していたものですので商品としては新しくありません。私自身昨年病院にいた時に暇すぎて比べたものなので情報としては古いのですが、もうすぐ1年が経つので記念?としてあげておこうかなと。

左=2ピース、右=1ピース

1ピースになった事で組み付けやすさがupしているのは当然ですが、寸法も各部少しづつ変わっています。一番好きなのは2ピースでいうところのスペーサーの部分で、ダンパーシリンダーの凹とガイド外周の隙間が少なくなっています。フッ素コートシリンダ(古いです)のスペーサーが入る部分は≒6.33mmで、2ピースのスペーサー外径≒5.9mm、1ピース≒6.3mmでした。シリンダーとガイドの隙間は2ピース≒0.43mmに対して1ピース≒0.03mmなので≒0.4mmも隙間が小さくなっています。

これがHLシリンダですとコーティングの膜厚がプラスしますから、膜厚30μm以下とするとおおよそシリンダに対してドンピシャの設計という事になります。実際1ピースのガイドは一度入れると隙間が狭くなったので取り外しにくくなります。

1ピースのロッドガイドがドンピシャになると、ピストンロッドに角度がつきにくくなる…逆にいうとダンパー取り付けの上下ピロボールはできる限り垂直に取り付るべしとなるはず。ですがちゃんと取り付けられている中ですと、2ピースに比べて耐オイルリーク/耐フリクション/耐摩耗という点で改善されると思います。

余談ですがシリンダーにコーティングが付加されるようになってから前述のコーティングの厚みぶんシリンダーの寸法が変わったように思います。ピストンやOリングはこの影響を大きく受けますから個人的には謎が多い所です。

耐オイルリーク性があがる事もあってか、スペーサー部分の厚みも若干薄くなりました。2ピースは≒2.1mmで1ピースは≒2.0mmなので、この厚みの差分でOリングへの圧が小さくなる事になり、よりスパスパ動くダンパーが作れるようになります。HLシリンダーになって(フッ素コートやブラックコートシリンダー比)Oリングが渋くなった気がするんだよなーという人は、コーティングの膜厚分が影響しています。※影響を受けやすいOリングと受けにくいOリングがあります。

という事でHLシリンダーと1ピースロッドガイドの相性は最高だと思って、私は全部これに変更しました。HLシリンダーじゃないと意味ないのか?というとそうでも無いと思います。

タミチャレやタミグラなんかではSSBBが登場して需要がなくなるかなと思っていましたが、全然そんな事はなさそうでロングダンパーはこれからも主力になっていきそうです。カスタマー扱いって事がネックですけど、これはやってみて損しない所なんじゃないかなと思います。

 

※計測は全てノギス手計測なので寸法精度は怪しいです(概要は問題ないはずです)。

※実際にどんなフィーリングになるかは、Oリングの種類に大きく影響されます。

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